- 株式会社和円商事トップ
- > プラスチックリサイクル買取依頼の基礎知識
- > ポリスチレン
プラスチックのリサイクル原料は、成形時の不良品や樹脂メーカーの生産ロス、一般家庭で使用済みのプラスチック製品、容器など多種多様ですが、プラスチックの表面をライターなどで、燃やして見て、溶けるものは基本的に再生可能な樹脂と判断できます。
プラスチックは種類によって、その燃え方と臭いに特徴がありますので、代表的なプラスチック名と使用例、見分け方を上げて見ます。
PS : ポリスチレン (GPPS , HIPS , EPS )
火を近づけると黒い煙を出して燃えてベンゼンが入っているので、ガソリンの臭いがします。透明度の高いGPPS と強度を高める為にゴムを加えたHIPS , GPPSにガスを注入して発泡させたEPSの種類があります。 GPPSは強度を要求されない、アイスクリームの匙やカップめんのフォークなどの使い捨ての用途に使用される場合が多く、HIPSは家電(テレビ、冷蔵庫、エアコン) OA機器 (プリンターカートリッジ)などに使用されます。EPS(発泡スチロール)の代表的な用途はトロ箱(魚箱)や緩衝材です。